三井ホームの2×4実証実験は見て納得
今日、三井ホームさんのお誘いで「2×4実証実験」を見学してきました。
生憎の天候で途中から雨の中での実験でしたがテントが用意されていて濡れずに見学。
地震に強いと言われている2×4工法ですが、カタログデータでない生の実証実験を見学して納得の内容でした。
一戸建てへ住み替えをお考えの方、ハウスメーカーの候補にいかがかなと思いました。
耐火性の実証実験 №1 木材 vs. 鉄骨材
一般的に強いと思われがちな鉄骨材と燃えやすい木材の対決!
実際の建物の自重を考慮して、200kgのコンクリートをクレーンで吊り下げて実験スタート。
鉄骨材の方が曲がってしまいガスバーナーを先に消火
「木の構造材は火にあぶられても、表面が炭化層となって内部への火の進行を遅らせ、構造材としての強度低下が抑えられます。ところが鉄骨は、550℃を超えると一気に変形し、強度が急激に低下してしまいます。また、気密性に優れたツーバイフォー工法の住まいは、出火時に窓とドアを閉じていた場合、新しい酸素が供給されずに自然鎮火してしまうこともあるほどです。」(三井ホームHPより)
耐火性の実証実験 №2 外壁の耐火性
外壁をガスバーナーで10分以上燃焼させた実験
モルタル塗りの表面は焦げ付いてきてるものの内側の面は熱くならない。
耐火性の実証実験 №3 内壁の耐火性
内壁をガスバーナーで燃焼させた実験
石膏ボードとロックウールで火災を抑える構造を実証。
「三井ホームでは、壁の下地として12.5㎜のせっこうボードを使用。天井には9.5㎜のせっこうボードを二重貼りにしています。せっこうボードには約21%の結晶水が含まれており、火災の際は熱分解により水分を発散。約20分間にわたって温度の上昇を抑制し、初期消火を可能にします。断熱・吸音材として壁や天井に充填しているロックウールも、優れた耐熱性で防火の役割を果たします。」(三井ホームHPより)
耐火性の実証実験 №4 ファイヤーストップ構造
火の通り道を煙で実証
「一般木造や鉄骨造などの軸組構造では、壁の内側や天井裏を伝わって火が燃え広がってしまいます。一方、三井ホームでは、1階から2階、さらに2階から屋根裏への「火の通り道」をファイヤーストップ材によりシャットアウト。壁内の構造材も同様の働きをするため、万一、火がせっこうボードを通過した場合でも、壁の中を伝わって燃え広がることを防ぐ効果があります。」(三井ホームHPより)
耐震性の実証実験 在来工法 vs. 2×4工法
耐久性の実証実験 ダブルシールドパネル vs. 4WD車
三井ホームのダブルシールドパネルは、ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)を芯材に、広葉樹のチップを集成した構造用面材(OSB)で両面接着したサンドイッチパネルで、シンプルな構造でありながら、優れた構造強度と断熱性を両立。小屋裏を快適な居住スペースに変えるだけでなく、スロープシーリングの大空間や吹き抜けも、快適さを損なわずに実現。(三井ホームHPより)
消火活動のプロフェッショナルは軽量鉄骨の住宅に飛び込むのをためらう
司会の方が話していましたが「消火活動のプロである消防士は『木造より軽量鉄骨住宅の方』が怖い」そうです。耐火性の実証実験 №1 木材 vs. 鉄骨材 で実感したことです。高温で熱せられた鉄骨は急速に強度が低下するため、不意に崩れ落ちて負傷することもあるとか。一方、木の構造材は表面が燃えても強度が保たれ、比較的安全に消火活動ができるのです。
今回いろいろな実証実験を間近で見て、2×4工法の優れた構造を実感できました。
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2012年11月11日